こんにちは。高槻ジュニアの管理人ももえ(@TJ_momoe)です。
こちらの記事では、大阪府立の公立高校入試事情をご紹介しました。
では、志望校はどうやって選べばよいか?
もちろん学力は大切な基準ですが、受験直前まで上下するので、最初から絞り込まず志望校候補を幅広く検討しましょう。
入試のことばかりを考えがちですが、合格すれば3年間通うことになるので、志望校選びは慎重に進めたいですね。
まず「どんな高校生活を送りたいか?」を考えてみましょう。
- 大学進学を目指したい
- 部活をがんばりたい
- 就職に有利な資格を取りたい
- 友達をたくさん作ってとにかく楽しみたい
いろんな目標があると思います。後悔しないように、高校生活を過ごせる学校を探しましょう。
学校説明会に参加して「雰囲気」を感じる
中3の夏ごろあたりから、学校主催の説明会が開催されます。
説明会では、校風やカリキュラム、学校行事や進学実績などの紹介があります。校内を見学できたり、先生や生徒が案内してくれたりして、学校の雰囲気を感じることができます。
そしてこの、「雰囲気」を感じることが、とても重要なポイントです。
学校と自分との相性は、学校案内の校風や校則を読んでも、ネットのクチコミでもわかりません。
「もし自分がこの高校に通ったら、楽しい毎日を過ごせるか」を感じとってください。
部活の見学や体験がある場合は、練習内容やスケジュール、顧問の先生や先輩達の「雰囲気」も確認すると良いですね。
公立が第一志望でも、できるだけ併願で受験する予定の私立の学校説明会にも積極的に参加されることをおすすめします。
「通学時間」は無理をしない範囲で決める
通学時間に関してはそれぞれ許容範囲が異なると思いますが、3年間毎日通うことを考えて、無理のない範囲に設定しましょう。
部活で朝早く行く必要があるかもしれない、帰りに予備校に通うかもしれない、夜には宿題と試験勉強をしなければ・・・など、高校に入ると忙しくなります。通学時間が短ければ、その分の時間を他に費やすことができます。
しかしながら、どうしても行きたい高校を「通学時間が長いから」とあきらめるのは、もったいないです。
優先順位は人それぞれです。通学時間の長さよりも学校の魅力が上回っていれば、後悔しないためにあきらめないことをおすすめします。「生活のバランスを保てるかどうか」が重要なんです。
「進学実績」をみてなりたい自分を想像する
高校に合格することがゴールではありません。
「進学実績」をみれば、どのくらいのレベルの大学に進学しているかが分かります。
大学受験や取得したい資格、将来就きたい職業を見据えて進学する高校を選ぶことも大切です。
志望校は本人が決める&複数考えておく
「塾で勧められた」「親が選んだ」などの理由で志望校を決めるのはおすすめしません。
そのことが”きっかけ”でその学校を知り、自分の意思でその高校に決めるならそれでもいいでしょう。
高校に入学すると、環境が一変します。自分で決めていないと、勉強や人間関係で何か困難に直面した時「こんなつもりじゃなかった。本当は他の高校が良かった。」と他人のせいにして後悔するかもしれません。
また、入試当日に実力が発揮できず、残念な結果になってしまった場合のことも考えておく必要があります。
「目標」「実力相応」「合格圏」の各レベルで志望校候補を幅広く検討しておけば、最終的に志望校を決める時期に、学力や受験日、倍率などを考慮して出願先を選べます。
第二志望、第三志望の学校に通うことになっても、きちんと納得して通える高校を見つけておきましょう。
まずは色々な高校の情報を集め、よく知ることから始めてください。そして、自分の目で見て、本当に通いたい学校を見つけてくださいね。