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【高校入試】大阪府公立高校の入試事情

study_02 中学

こんにちは。高槻ジュニアの管理人ももえ(@TJ_momoe)です。

大阪府では、2016(平成28)年度に公立高校の入試制度が大きくかわりました。

すべての公立高校の通学区域が府内全域から可能になったため、受験生にとっては選択肢が広がりましたが、前期・後期日程が廃止され、原則1回しか受験できなくなり、受験校選びはより慎重に行わなくてはいけない状況になりました。

学力考査

府立高校の一般選抜の受験科目は英・数・国・理・社の5教科です。
理科と社会は共通ですが、英語・数学・国語に関しては難易度A(基礎)、B(標準)、C(発展)問題の3種類から、各高校が難易度を指定します。

詳しくは、大阪府HPの「<平成30年6月27日>平成31年度大阪府公立高等学校入学者選抜について」の「学力検査問題等について」でご確認ください。

調査書(内申)

調査書とは、各教科の成績をもとに出された評価(内申点)と、部活動や課外活動・出席状況などの成果を教師が書く書類のことです。

2016(平成28)年度から以下の点が変更されました。

  • 相対評価→絶対評価
  • 評価対象学年が中1~中3に拡大
  • 「活動/行動の記録」欄

絶対評価

従来の「相対評価」は、10段階の各段階の人数比率を決め、その割合に応じて成績順に評定する方法でした。他の生徒と比較して評価するため、自分の成績と評価が一致しにくいという問題がありました。

「絶対評価」に変更になったことで他の生徒の成績に関係なく個人の成績や成果で内申点が決まるようになりました。

たとえば「定期テストで〇点以上」「課題は提出しているか」「授業態度が良いか」など基準に照らした評定になったため、より分かりやすくなりました。

ただし、副教科の評定も5教科と同じように扱われるので、受験科目だけではなく英語・数学・国語・理科・社会・保健体育・音楽・美術・技術家庭の9教科をすべてを頑張らなくてはいけなくなりました。

評価対象学年が中1~中3に拡大

内申点が中学校3年間の成績から計算されるようになりました。中1の成績から評価に入るため、入学した直後から苦手科目を作らないことが重要です。

各学年の比率は、

中1:中2:中3=1:1:3

中3の成績の比率が高いですが、中1・中2での成績が4割を占めることになり、やはり無視はできません。以前のように「中3の1年間だけ頑張る」では厳しい状況と言えます。

「作成と活動/行動の記録」と「自己申告書」

これまでは内申+試験の合計で合否が決まりましたが、今は「ボーダーゾーン」に入ると、部活動や課外活動、欠席状況などを教師が書く「活動/行動の記録」と、学校での体験やそれを通して感じたことなどを生徒が書く「自己申告書」をもとに、受け入れ方針(アドミッションポリシー)に合致する学生から順に合格になります。

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出典:進研ゼミ中学講座

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志願倍率

高槻市から通う方が多い高校の志願倍率を以下にまとめました。

学校名 学科 平成30年度 平成29年度 平成28年度
募集人員 志願者数 志願倍率 募集人員 志願者数 志願倍率 募集人員 志願者数 志願倍率
北野 文理 320 364 1.14 360 413 1.15 320 383 1.20
茨木 普通 160 477 1.49 200 545 1.51
文理 360 520 1.44 160 160
千里 国際文化 156 381 1.21 154 416 1.34 154 405 1.30
総合科学 159 157 157
春日丘 普通 320 517 1.62 320 481 1.50 320 449 1.40
三島 普通 360 397 1.10 360 558 1.55 400 490 1.23
槻の木 普通 240 318 1.33 240 247 1.03 240 341 1.42
高槻北 普通 360 474 1.32 400 535 1.34 400 446 1.12
芥川 普通 360 427 1.19 360 443 1.23 360 399 1.11
大冠 普通 360 420 1.17 360 361 1.00 360 379 1.05
茨木西 普通 280 346 1.24 320 354 1.11 320 360 1.13
阿武野 普通 240 279 1.16 280 250 0.89 280 296 1.06
北摂つばさ 普通 280 326 1.16 280 287 1.03 280 319 1.14
島本 普通 240 226 0.94 240 220 0.92 240 244 1.02

選択問題と倍率タイプ(平成31年度入試)

英数国の選択問題と倍率タイプは下記のとおりです。

学校名 学科 選択問題 倍率タイプ
(学力検査の点数:内申点)
北野 文理 C C C 7:3
茨木 文理 C C C 7:3
春日丘 普通 C C C 7:3
三島 普通 C C C 7:3
槻の木 普通 B B B 7:3
高槻北 普通 B B B 6:4
芥川 普通 B B B 6:4
大冠 普通 B B B 6:4
茨木西 普通 B B B 6:4
阿武野 普通 B B B 5:5
北摂つばさ 普通 B B B 6:4
島本 普通 A A B 6:4

中~上位校では、学力検査:内申点の配点が7:3になる学校が多くなり、入試当日の学力検査の点数が重視されることがわかります。

まとめ

大阪府の公立入試では、内申と学力検査の両方を合わせた総合点で合否が決定されます。

英語では外部検定テストのスコアの読み替え(参考:大阪府立高等学校の英語学力検査問題改革について)などの取り組みもありますが、難関校になればなるほど当日の得点が合否に大きく影響します

受験科目である5教科は定期テストと課題の提出を頑張る、副教科は「関心・意欲・態度」を意識して取り組み内申点を高めつつ、試験でしっかり得点できる学力を身に着けましょう。